性病の種類とそれぞれの症状

性病は唯一セックスによって起こる病気と言えます。主に病原体を保有していることに気が付かずに相手と性交することで、その菌が相手に移り、発病させます。性交と言えども、性交に関わる全ての行為を指していることが多く、ディープキスからオーラルセックスも含みます。その為、ディープキスだけだったから感染しないという訳ではありません。

性病の病原体

性病の元となる病原体は、「細菌」と呼ばれる栄養等を取り入れることで増殖可能な単細胞と、細胞の中に入り込むことでしか増殖できない「ウイルス」という微生物の2種類があります。性病だけでいえば、細菌よりもウイルスの方が危険度が高く、完治しない症状を引き起こす可能性が高くなります。先の淋病やクラミジアなどは、淋菌、クラミジア・トリコモナスという細菌が原因なので、完治させることは十分可能な病気と言えます。この度ピックアップしている淋病クラミジア以外の性病は以下のようなものがあります。

性器ヘルペス

ヘルペスウイルスによって引き起こされる性病です。男女問わずかかる性病で、発症すると患部にプチプチと赤い小さな水ぶくれが多数でき、それが破れると爛れたようになり激痛が走ります。初めて感染した場合、酷い排尿痛に襲われることもあるので、感染は容易に分かります。

また、一度かかると治療薬として処方される抗ウイルス薬でもウイルスを死滅させることが出来ない為、再発しやすいと言われている病気です。その理由は神経細胞内に潜り込むため。抵抗力が落ちてくると再度活動しだし、後々には帯状疱疹(ヘルペスによる症状の1つ)を発症させる可能性もあります。

梅毒

江戸時代など遊郭などが存在していた時代から不治の病として有名だったのが梅毒です。梅毒トレポネーマという細菌感染で症状を発症します。感染してから3週間後ぐらいに発熱や患部にしこりが出ますが、しばらくすると消えてしまいます。更に3か月後に小豆のようなできものがブツブツやピンク色の痣が出来ることから、やっと自覚するといったレベルなので、非常に分かりづらい病気とも言えます。

また、梅毒にかかるとエイズを併発する可能性も高いことから、早めの治療が求められる病気でもあります。治療には世界初の抗生物質であるペニシリンを用いる事が有名です。近年またこの梅毒にかかる女性が増えてきていることから、注意が必要な病気と言えます。

エイズ

誰でも知っている現代の不治の病と言えばエイズです。ヒト免疫不全ウイルス(HIV)が体内に入ることで、長い年数をかけ後天性免疫不全症候群 (AIDS:エイズ)発症します。このエイズに限っては、性行為以外にも輸血やドラッグを使った注射器の回し打ちでも感染し、非常に緩やかでありながらも、体内では確実に免疫系が破壊されていき、修復不可能な状態にさせられてしまうのです。

その為、先程少し触れたように確実な症状は10年ほどしてから発症すると言われています。しかし今では発症を遅らせることが出来る抗エイズ薬も出ており、その薬で症状を抑えることが可能です。しかし他の性病を発症している場合感染確率が倍以上に上がってしまうので、性病はとても危険なものと認識し速やかに治療を行いましょう。